今回も、PHPの基礎について、アウトプットしていきます。
私は、Macを主に販売する会社で15年システムエンジニアとして働いているので、その観点で書いていきます。
WordPressでブログを初めて1ヶ月。今後、サイトのカスタマイズを行っていきたいので、PHPの勉強を行っています。その中で習得した知識についてのアウトプット2回目です。
初めての人でも分かりやすく説明しておりますが、説明が間違っている部分がありましたらご教示いただけると幸いです。
現在の時刻を取得する(date関数)
■構文例
date(G時 i分 s秒)
※「G」「i」「s」は、パラーメーターです。
パラメーター | 指定内容 |
Y | 年(4桁表記) |
y | 年(2桁表記) |
n | 月 |
m | 月(2桁表記)※1桁の場合、先頭に「0」をつける |
F | 月を英語表記(例:January) |
j | 日 |
d | 日(2桁表記)※1桁の場合、先頭に「0」をつける |
G | 時(24時間表記) |
i | 分※1桁の場合、先頭に「0」をつける |
s | 秒※1桁の場合、先頭に「0」をつける |
※上記以外にもパラーメーターはあります。Googleで「php date パラメーター」で調べると色々でてきます。
■構文
date(指定した時間フォーマット)
■用途
現在の時刻を取得する
■注意事項
- dateは「第2引数」もあります。第2引数は、「タイムスタンプのフォーマット」を出力します。タイムスタンプとは、ある時刻を指定する文字列です。例えば、現在時刻を1、明日を1024、明後日を2048等、ある時刻を文字列で指定したものになります。
計算結果を表示する(四則演算)
■構文例
print(1 + 1);
print(1 - 1);
print(1 * 1);
print(1 / 1);
print(1% 1);
※画面に表示する場合の書き方になります。
■構文
数字 算術演算子 数字
記号 | 意味 |
+ | 足し算 |
– | 引き算 |
* | かけ算 |
/ | 割り算 |
% | 剰余算 |
■用途
四則演算と余りを計算する
■注意事項
- 「print(‘1 + 1’);」にした場合、計算はされず「1 + 1」が出力されます。「’」(シングルクォーテーション)や「”」(ダブルクォーテーション)で挟んだ部分は、文字列として出力されます。
小数の切り上げ、切り下げ(floor,ceil,round関数)
■構文例
floor(10 / 3);
ceil(10 / 3);
round(11 / 3, 2);
■構文
floor(計算式);
ceil(計算式);
round(元の値, 小数第何位を対象とするか);
- floorは、小数点切り捨て
- ceilは、小数点切り上げ
- roundは元の値を小数第何位を対象とするかを指定する。
■用途
割り切れない計算で、小数を丸める為に使用する
■注意事項
- round関数は、例えば、「round(11 / 3, 2);」とした場合、小数点第3位の数字で切り上げ、切り下げが判断されて、小数第2位まで表示されます。この場合、「3.67」になります。
書式を整える(sprintf関数)
■構文例
sprintf('%04d年 %02d月 %02d日', 2022, 5, 27);
■構文例結果
2022年 05月 27日
■構文
sprintf(文字列の書式, 入力する値1, 入力する値2, …);
■用途
指定した書式で値を返す
■注意事項
- 構文例の「%d」は、「10進数の数字」という意味です。また、「04」は「4桁の数字で指定した値が4桁に満たない場合0で埋める」という意味です。例えば、「sprintf(‘%02d月’, 5);」と記述した場合、「05月」というように、0で値を埋めます。
まとめ
今回は、PHPの勉強のアウトプット2回目ということで、下記5つについて説明しました。
- 現在の時刻を表示する(date関数)
- 計算結果を表示する(四則演算)
- 小数の切り上げ、切り下げ(floor,ceil,round関数)
- 書式を整える(sprintf関数)
初めてPHPを勉強する人の手助けになれば幸いです。
これからも、Macのシステムエンジニアとして、日々、習得した知識や経験を発信していきますので、是非、ブックマーク登録してくれると嬉しいです!
それでは、次回のブログで!