今回も、PHPの基礎についてアウトプットしていきます。
私は、Macを主に販売する会社で15年システムエンジニアとして働いているので、その観点で書いていきます。
WordPressでブログを初めて1ヶ月。今後、サイトのカスタマイズを行っていきたいので、PHPの勉強を行っています。その中で習得した知識についてアウトプット3回目です。
初めての人でも分かりやすく説明しておりますが、説明が間違っている部分がありましたらご教示いただけると幸いです。
今回はループ処理とif文、switch文について、説明します。
whileループ
■構文例
$i = 1;
while ($i<= 30) {
print($i);
$i++;
}
■構文
while (繰り返す条件) {
繰り返したい処理
}
■用途
数が決まっていないループ処理を実行する時に使用します。
■説明
・「構文例」は、
- 変数「$i」に初期値「1」をセット(代入)します
- while文で「$i」が「30以上」になるまでループするという条件を指定をします
- 「$i」を画面に出力します
- 「$i」に1を加算して、「2.」の条件式に移動します
という、ループを実行しています。
・「$i++;」は、「$iに1を加算する」という意味です。逆に「$iから1を減算する」という指定は、「$i–;」になります。
forループ
■構文例
for ($i=1; $i<=30; $i++) {
print($i) ;
}
■構文
for (初期化処理; 条件; 更新処理) {
繰り返す内容
}
■用途
数が決まっているループ処理を実行する時に使用します。
■説明
・「構文例」は、
- 変数「$i」に初期値「1」をセット(代入)し、「$i」が30以上になるまでという条件を指定し、1回処理が終わったら「1を加算する」という指定をしています
- 「$i」を画面に出力します
- 「$i」に1を加算して、「1.」の条件「$i<=30」に移動します
という、ループを実行しています。
foreachループ
■構文例
$dayWeeks = ['Monday'=>'月', 'Tuesday'=>'火', 'Wednesday'=>'水', 'Thursday'=>'木', 'Friday'=>'金', 'Saturday'=>'土', 'Sunday'=>'日'] ;
foreach ($dayWeeks as $label => $week) {
print ($label . ':' . $week . "\n");
}
■構文
・通常の配列又は連想配列の値だけ必要な場合
foreach (配列 as 値) {
繰り返す内容
}
・連想配列のキーと値を取り出す場合
foreach (配列 as キー => 値) {
繰り返す内容
}
■用途
配列や連想配列から順番に値を取り出す時に使用します。
■説明
・「構文例」は、「連想配列のキーと値を取り出す場合」になります。
・「構文例」は、
- 連想配列変数「$dayWeeks 」に、「’Monday’=>’月’, ‘Tuesday’=>’火’, ‘Wednesday’=>’水’, ‘Thursday’=>’木’, ‘Friday’=>’金’, ‘Saturday’=>’土’, ‘Sunday’=>’日’」をセット(代入)しています
- 「$dayWeeks」から、「キー」に「$label」という変数をセットし、「値」に「$week」という変数をセットしてループと取り出します
- 取り出した「$label」(キー)と「$week」(値)を「$label:$week」「改行」という形式で画面に出力します。キーが最後に行くまで処理を繰り返す
という、ループを実行しています。
if文
■構文例
$age = 18;
if (age >= 18) {
print('あなたは成人です');
} else {
print('あなたは未成年です')
}
■構文
・if文
if (条件式) {
合致した場合の処理
}
・if…else文
if (条件式) {
合致した場合の処理
} else {
合致しなかった場合の処理
}
・if…elseif文
if (条件式1) {
合致した場合の処理
} elseif(条件式2) {
合致した場合の処理
} else {
合致しなかった場合の処理
}
■用途
条件によって処理を分岐する場合に使用します。
■説明
・「構文例」は、
- 変数「$age」に初期値「18」をセット(代入)します
- if文で、「もし$ageが18以上だったら」という条件を指定します
- 「あなたは成人です」と出力します
- それ以外の場合
- 「あなたは未成年です」と出力します
という、if文を実行しています。
■注意事項
- if文やif else文は、本体部分が1行の場合、{}を省略できる
例)
$age = 18;
if (age >= 18)
print(‘あなたは成人です’);
switch文
■構文例
$score = 80;
switch ($score) = {
case 60:
print "がんばりましょう!";
break;
case 70:
print "もうちょっと!";
break;
case 80:
print "よくがんばりました!";
break;
case 90:
print "大変よくがんばりました!";
break;
case 100:
print "おめでとう!!";
break;
default:
print "もっとがんばりましょう!"
break;
}
■構文例
switch (式) = {
case 定数1:
実行文1
break;
case 定数2:
実行文1
break;
・
・
・
default:
すべてに当てはまらない場合の実行文
break;
}
■用途
複数の条件で処理を変える場合に使用します。
■説明
・「構文例」は、
1.変数「$score」に80をセットします。
2-1.$scoreが60の時は、「がんばりましょう!」と表示します
2-2.$scoreが70の時は、「もうちょっと!」と表示します
2-3.$scoreが80の時は、「よくがんばりました!」と表示します
2-4.$scoreが90の時は、「大変よくがんばりました!」と表示します
2-5.$scoreが100の時は、「おめでとう!!」と表示します
2-6.$scoreが上記以外の時は、「もっとがんばりましょう!」と表示します
という、case文を実行しています。
■注意事項
・caseやdefault句の後には、breakを書く必要があります。理由は、書かないと、case文が続けて処理されてしまうからです。
まとめ
今回は、PHPの勉強のアウトプット3回目ということで、下記5つについて説明しました。
- whileループ
- forループ
- foreachループ
- if文
- switch文
初めてPHPを勉強する人の手助けになれば幸いです。
これからも、Macのシステムエンジニアとして、日々、習得した知識や経験を発信していきますので、是非、ブックマーク登録してくれると嬉しいです!
それでは、次回のブログで!