WordPressでブログやウェブサイトを構築する際、SEO対策は必須です。
SEO対策とは、Search Engine Optimizationの略で、日本語では「検索エンジン最適化」という意味です。これは、Googleなどの検索エンジンで特定のキーワードで検索された際、自社のウェブサイトを上位に表示させるための対策を指します。
今回のブログでは、WordPressでSEO対策ができるプラグインと設定方法について説明します。また、2024年版のSEO対策方法についても、併せてご説明します。
是非、最後までご覧いただけると嬉しいです。
ブログやウェブサイトでSEO対策を行う理由
ブログやウェブサイトでSEO対策を行う目的には、下記があります。
- ウェブサイトへのアクセス数増加
- ブログやウェブサイトの認知度向上
- 問い合わせや仕事の依頼の増加
- ウェブサイトへのアクセス数増加
SEO対策を行うことで、検索結果の上位に表示されるため、より多くのユーザーにブログやウェブサイトを閲覧してもらえます。
- ブログやウェブサイトの認知度向上
検索結果の上位に表示されることで、ブログやウェブサイトの認知度や信頼度が高まります。これにより、ブログやウェブサイトの認知度も向上します。
- 問い合わせや仕事の依頼の増加
ブログやウェブサイトの認知度や信頼度が高まることで、問い合わせや仕事の依頼につながります。
SEO対策は、ブログやウェブサイトの運営において、重要な施策のひとつです。
私も、当ブログでSEO対策を実施した結果、一部の記事がGoogle検索の上位に表示されるようになりました。みなさんも、ぜひ下記で説明する方法を使ってSEO対策を実施してみてください。
XML Sitemap Generator for Google
WordPressで作成したサイトのXMLサイトマップを自動生成するプラグイン XML Sitemap Generator for Googleは、SEO対策に効果的なプラグインです。
XMLサイトマップとは、Googleなどの検索エンジンにサイトの構造やページ情報を知らせるためのファイルです。本でいう目次のような役割を果たし、検索エンジンがサイトを効率的にクロール(探索)するのに役立ちます。
このプラグインを使用すると、XMLサイトマップを手動で作成する必要がなく、簡単にサイトのXMLサイトマップを生成することができます。また、サイトの更新時に自動でXMLサイトマップを更新するため、検索エンジンに最新のサイト情報を正確に伝えることができます。
XMLサイトマップを作成することで、検索エンジンがサイトを効率的にクロールすることができ、サイトの評価や検索順位の向上につながります。また、サイトの更新情報を正確に伝えることで、検索エンジンがサイトを最新の状態として認識し、検索結果に反映される可能性が高まります。
それでは実際にインストール方法と設定方法について説明します。
1.XML Sitemap Generator for Google のインストール
サイドバーから、プラグインのなかの新規追加を選択します。右上の検索窓で「XML Sitemap Generator for Google」を検索します。その後、今すぐインストールを選択します。

インストール後、今すぐインストールが有効化に変わるので、有効化します。

2.XML Sitemap Generator for Google の設定
次は、XML Sitemap Generator for Google の設定を行います。
サイドバーから、設定の中にあるXML-Sitemapを選択します。

XML Sitemap Generator for Googleで設定するのは、下記3点です。
- 投稿の優先順位
- Change Frequencies
- 優先順位の設定
1つずつ詳しく説明します。
投稿の優先順位
投稿の優先順位に関する設定は、クローラーが巡回する際、何を優先してクロールするかです。初期設定では、「コメント数の多い投稿」になっています。
「Do not use automatic priority calculation」を選択すると、後に説明する優先順位の設定でクロールを行います。

Change Frequencies
Change Frequencies は、ページの更新頻度を指定する設定です。頻度が高いほど、クローラーが頻繁にページを巡回します。
投稿を毎日や週に複数回投稿する場合、投稿は「毎日」、固定ページは「週に1回」にすることをおすすめします。
英語の説明文には、
このタグの値はヒントであり、コマンドではないことに注意してください。検索エンジンのクローラーはこの情報を考慮して判断しますが、「1時間ごと」と表示されたページをクロールする頻度はそれよりも低く、「1年ごと」と表示されたページをクロールする頻度はそれよりも高いかもしれません。また、「never」と表示されたページが予期せぬ変更に対応できるよう、クローラーは定期的にクロールする可能性があります。
と記載されています。この説明文をみるとコマンドではなく、ヒントと記載されているので、絶対的なものではないようです。

優先順位の設定
優先順位の設定は、サイト内のページごとに優先順位を付与する機能です。優先順位が高いページほど、クローラーに早く巡回してもらいたいページです。優先順位は 0.0 から 1.0 の間で設定でき、1.0 が最も重要です。
優先順位は「投稿」が一番高い設定にします。「投稿」の設定を「1.0」に変更します。
変更後、「設定を更新」を選択します。

以上で、XML Sitemap Generator for Google のインストールと設定は終わりになります。ブログでSEO対策を行うのは必須です。XML Sitemap Generator for Googleをインストールして、SEO対策を行って、より多くのユーザーに自分のブログやウェブサイトを見てもらえるようにしましょう。
2024年現在のGoogle検索におけるSEO対策の方法
2024年現在、Google検索におけるSEO対策は、ユーザー中心のコンテンツマーケティングと技術的な要素の両面を意識することが重要です。
ユーザー中心のコンテンツマーケティング
ユーザー中心のコンテンツマーケティングを行うには、以下の方法があります。
ユーザーのニーズを理解し、ニーズに合致した高品質なコンテンツを作成する
- ターゲットユーザーを明確にし、そのユーザーが求めている情報や価値を提供するコンテンツを作成します。
- キーワードリサーチを行い、ユーザーが検索時に使用するキーワードを把握します。
- 競合サイトを分析し、差別化できるコンテンツを作成します。
コンテンツを定期的に更新し、最新の情報に保つ
- 古い情報はユーザーにとって価値が低いため、定期的に更新することで情報の鮮度を保ちます。
- 新しい情報やトレンドを取り入れることで、コンテンツの価値を高めます。
ユーザーにとって使いやすいサイト設計にする
- ページの読み込み速度を速くします。
- スマホ対応にします。
- ナビゲーションを分かりやすくします。
- 画像や動画を活用します。
このように、ユーザー中心のコンテンツマーケティングでは、ユーザーのニーズを理解し、ユーザーにとって使いやすく、最新の情報に更新されたサイトを設計する必要があります。
技術的な要素
技術的な要素を行うには、以下の方法があります。
E-A-T(Expertise、Authoritativeness、Trustworthiness:専門性、権威性、信頼性)を高める
- 専門性のあるコンテンツを作成します。
- 信頼できる情報源に基づいたコンテンツを作成します。
- サイトの運営者情報を明示します。
適切なキーワードを使用する
- タイトル、メタディスクリプション、本文中に適切なキーワードを使用します。
- キーワードの詰め込みは避けます。
被リンクを獲得する
- 他のウェブサイトから質の高い被リンクを獲得します。
- X(旧Twitter)やInstagramなどのソーシャルメディアでコンテンツを拡散します。
サイトの構造と速度を最適化する
- パンくずリスト※、内部リンクなどを活用して、サイトの構造を分かりやすくします。
- 画像の圧縮などを行い、サイトの読み込み速度を速くします。
※パンくずリストとは、閲覧中のページがサイト全体のどの階層にあるのかを、まるでパンくずを辿るように示すナビゲーションです。
上記のような技術的な要素を意識することで、検索エンジンからの評価を高め、上位表示を目指せるようになります。しかし、SEO対策は単発で行うものではなく、継続的な取り組みが必要です。常に最新の情報を取り入れながら、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを提供し続けることが重要です。
まとめ
本日は下記3点について説明しました。
- ブログやウェブサイトでSEO対策を行う理由
- XML Sitemap Generator for Google
- 2024年現在のGoogle検索におけるSEO対策の方法
SEO対策は、ブログやウェブサイトを運営する際にも必須の対策です。当ブログを参考に、皆さんもぜひ実施してみてください。私もSEO対策をしたことで、ユーザーからの問い合わせや仕事の依頼が増えました。
これからも、Macのシステムエンジニアとして、日々、習得した知識や経験を発信していきますので、是非、ブックマーク登録してくれると嬉しいです!
それでは、次回のブログで!