今回も、「Google Associate Cloud Engineer」認定取得の勉強におけるアウトプット内容となっています。
将来、「Google Associate Cloud Engineer」認定取得を目指している方が、試験内容の概要を抑えるのにピッタリの内容です。
今回は、監査&ロギングについての2回目です。
Cloud Profiler
Cloud Profilerは、本番環境のアプリケーションからCPUやメモリの使用率情報を収集し、ソースコードのどの部分がCPUやメモリを多く消費しているかを視覚的に調べることができるサービスです。
Cloud Profilerは主に、
・CPU使用率
・メモリ使用率
・経過時間
・スレッド情報
の4点を軸に、ソースコードの中の使用率等を分析します。
サポートされているプログラミング言語
サポートされているプログラミング言語は、下記4言語になります。
- Go
- Java
- Node.js
- Python
サポートされているサービス
Cloud Profilerが使用できるは、Google Cloudサービス以外に外部で実行されているアプリケーションもサポートしています。
- Compute Engine
- Google Kubernetes Engine
- App Engineフレキシブル環境
- App Engineスタンダード環境
- Dataproc
- Dataflow
- Google Cloudの外部で実行されているアプリケーション
組み合わせによって、サポートされているプログラミング言語とサービスの構成は異なるので、併せてGoogle Cloudドキュメントのこちらも参照してください。
Cloud Trace
Cloud Traceは、アプリケーションからレイテンシ(遅延)データを収集し、パフォーマンス低下の原因を詳細レポートできるサービスです。
Cloud Traceの特徴
- レイテンシデータを収集
- 分散トレースシステム
- リアルタイムでパフォーマンス分析
- パフォーマンス低下の原因究明に使用
- VM、コンテナ、App Engineプロジェクトもトレース可能
- リクエスト毎にレイテンシ情報を分析
サポートされているサービス
サポートされているサービスは、Google Profiler同様、Google Cloudサービス以外に、外部で実行されているアプリケーションもサポートされています。サポート要件は、すべてのサービスにおいてLinuxで動作していることが要件になります。
- Compute Engine
- Google Kubernetes Engine
- App Engineフレキシブル環境
- App Engineスタンダード環境
- Cloud Run
- Google Cloudの外部で実行されているアプリケーション
サポートされているプログラミング言語
サポートされているプログラミング言語は、下記になります。
- C# ASP.NET Core
- C# ASP.NET
- Go
- Java
- Node.js
- PHP
- Python
- Ruby
Error Reporting
Error Reportingは、使用中のGoocle Cloudサービスで発生したエラーを収集し、表示・通知を行うサービスです。
Error Reportingの特徴
- Google Cloudで発生したエラーをリアルタイム集計
- 通常のエラーとは違う例外エラーを検知
- 迅速なアラート通知
- 様々なアラート通知方法
- わかりやすいダッシュボード
Error Reportingの通知方法
Error Reportingの通知方法は、下記4つです。
- メール
- スマフォ向けGoogle Cloudアプリ
- Slack
- Webhook
まとめ
今回は、下記3点について説明を行いました。
- Cloud Profiler
- Cloud Trace
- Error Reporting
今回紹介したサービスを使用することによって、展開しているサービスの問題点を素早く見つけることができます。是非、覚えておいてください!
これからも、Macのシステムエンジニアとして、日々、習得した知識や経験を発信していきますので、是非、ブックマーク登録してくれると嬉しいです!
それでは、次回のブログで!