今回からは、PHPの基礎について学んだので、複数回に分けてそれをアウトプットしていきます。
私は、Macを主に販売する会社で15年システムエンジニアとして働いているので、その観点で書いていきます。
WordPressでブログを初めて1ヶ月。今後、サイトのカスタマイズを行っていきたいので、PHPの勉強を行っています。その中で習得したPHPの知識についてのアウトプット1回目です。
初めての人でも分かりやすく説明しておりますが、説明が間違っている部分がありましたらご教示いただけると幸いです。
PHPの基本ルール
- ファイルの拡張子はphp
- プログラムの最初と最後を「<?php」と「?>」で囲む
- 各行の最後に「;(セミコロン)」を入力
■説明
- ファイル名は、「test.php」のように、最後の拡張子を「php」にします。
- <?php
print(“プログラミングを勉強中です”);
?>
のように、PHPのプログラムを記述する際は、最初に「<?php」」と書き、最後を「?>」にします。(例文は1行ですが、複数行を1つの「<?php ?>」で囲みます。) - 「print(“プログラミングを勉強中です”);」のように、各行の最後に「;」セミコロンを入力します。
文字を表示する(print関数)
■構文例
print('プログラミングを勉強中');
■構文例結果
プログラミングを勉強中
※画面に出力されます。
■構文
print('出力したい文字');
■説明
画面上に文字を表示する
■注意事項
- 文字列を囲む記号は、「’(シングルクォーテーション)」と「”(ダブルクォーテーション)」どちらも可能です。
- 文字列は「()(括弧)で囲まなくてもよいです。
例)
print ‘プログラミングを勉強中’ ;
シングルクォーテーション(‘)とダブルクォーテーション(“)の使い分け
基本的にどちらを使用しても良いです。しかし、出力する文字にシングルクォーテーションやダブルクォーテーションを使用している場合、文中のクォーテーションの前に「\(バックスラッシュ)」を入力します。これを、エスケープシーケンスと言います。
■説明
例えば、「I’m “Hajime”」という文字を出力したい場合、
print(‘I\’m ”Hajime” ‘);
と記述します。
文字をシングルクォーテーションで挟んでいるので「I’m」の「'(シングルクォーテーション)」の前に「\」(バックスラッシュ)を入力します。バックスラッシュの入力は、Macの場合、「option」キー + 「¥」キーで入力できます。
■エスケープシーケンス
- \n:改行
- \t:タブ
- \\:\
等があります。
文字列連結
■構文例
print(Hajimeno . iT);
■構文
文字列1(又は変数1) . 文字列2(又は変数2) . …
■説明
文字列を連結する場合に使用します。連結する文字列又は変数の間に、「.(ピリオード)」をはさみます。
■注意事項
- 文字列(又は変数)を「.(ピリオード)」で連結します。
- 変数を結合したい場合、「変数名1 . 変数名2 . …」で結合します。
変数の書き方
■構文例
$count = 1;
■構文
$変数名 = 使用する値;
■説明
プログラムの中で、数字や文字列を使用する際に使用します。変数名の前に「$(ダラー)」を書きます。
■注意事項
- 変数には、数字や文字列を使用します。ちなみに、プログラミングで変数に値を設定することを「代入する」と言います。
- 変数名の書き方は、「intCount」のように、2単語以降の最初の文字を大文字にするキャメル形式と、「int_count」のように、2単語以降単語の間に「_(アンダーバー)」を配置するスネーク形式の書き方がよく使用されます。
- 変数名は、その名前から何の値かをイメージしやすい名前にします。例えば、
「tax = 0.08」等にします。
理由は、自分が作成したプログラムを他の人が修正することを考えた場合、分かりやすい名前にした方が修正しやすいからです。 - 変数名に数字を使用することはできません。
- 変数名の大文字と小文字は厳格に区別されます。よって、「$count」と「$Count」は別の変数です。
- 変数名に「_(アンダーバー)」以外の記号は使用できません。
定数の書き方
■構文例
const TAX = 1.08;
■構文
const 定数 = 値;
■説明
プログラムの中で決まった数字等を使用する際に使用します。変数のように後で変更はできません。
■注意事項
- 定数を指定する際は、「const」を使用する。
- 定数名は、大文字にする。(例:const TAX = 1.08;)
配列
■構文例
$weeks = ['月', '火', '水', '木', '金', '土', '日'];
■構文
$変数名 = [値1, 値2, 値3, …];
■説明
複数の値を使用したい場合に使用します。
■注意事項
- 各値を指定する場合は、0からの数字で指定します。例えば、水曜日を指定する場合、
print($weeks[2]);
と記述します。
プログラムの場合は、最初は「1」ではなく「0」になるので注意が必要です。
連想配列
■構文例
$dayWeeks = ['Monday'=>'月', 'Tuesday'=>'火', 'Wednesday'=>'水', 'Thursday'=>'木', 'Friday'=>'金', 'Saturday'=>'土', 'Sunday'=>'日'] ;
■構文
$変数名 = [‘キー1’=>’値1’, ‘キー2’=>’値2’, ‘キー3’=>’値3’, …];
■説明
複数の値を使用したい場合で、キーに任意の文字列を指定できるのが連想配列です。
■注意事項
- 連想配列は「キー => 値」というように、「キー」と「値」の間に「=>」を記述します。
- 各値を指定する場合、例えば「水」を指定したい場合は、
$dayWeeks[‘Wednesday’];
というように「変数名[キー]」という形で指定します。
まとめ
今回は、PHPの勉強のアウトプット2回目ということで、下記5つについて説明しました。
- PHPの基本ルール
- 文字を表示する(print関数)
- シングルクォーテーション(‘)とダブルクォーテーション(“)の使い分け
- 文字列連結
- 変数の書き方
- 配列(array)
- 連想配列
初めてPHPを勉強する人の手助けになれば幸いです。
これからも、Macのシステムエンジニアとして、日々、習得した知識や経験を発信していきますので、是非、ブックマーク登録してくれると嬉しいです!
それでは、次回のブログで!