Macのセットアップってどうやってやるの?って方にオススメ記事です。Macのセットアップを画面付きで説明します!

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今回は、初めてMacを購入した方に向けて、Macのセットアップ方法を説明します。

私は、Macを主に販売する会社で15年システムエンジニアとして働いているので、その観点で書いていきます。

この記事は、2022年4月に書いているので、macOS Monterey(バージョン12)のセットアップ方法になります。

今まで、Mac OS9からMacを使っていますが、基本的なOSセットアップ方法はそれほど変わらないので、これをベースに他のOSバージョンもセットアップできると思います。

大切なポイントは、後で変更することが難しい点をしっかりとおさえておくことです!

1.言語

言語設定

一番最初は、言語設定です。自分の使用している言語を選択してください。

この設定は、あとから、システム環境設定で変更できます。

2.国または地域を選択

国または地域の選択

2番目は、「国または地域を選択」です。自分の居住地の国を選択してください。

この設定は、あとから、システム環境設定で変更できます。

3.文字入力および音声入力の言語

文字入力および音声入力の言語

3番目は、「文字入力および音声入力の言語」です。初期設定のまま「続ける」を選択してください。

カスタマイズしたい方は、左下の「設定をカスタマイズ」を選択してください。

この設定は、あとから、システム環境設定で変更できます。

4.アクセシビリティ

アクセシビリティ

4番目は、「アクセシビリティ」の設定です。

この設定は、あとから、システム環境設定で変更できます。

5.Wi-Fi設定①

Wi-Fi設定

5番目は、「Wi-Fi設定」です。Wi-FI環境がある方は、自分が使用している「Wi-FI」を選択してください。

「Wi-Fi」環境がない方や、有線(Ethernet)接続をする方、インターネット接続が無い方は、左下の「その他のネットワークオプション」を選択してください。

この設定は、あとから、システム環境設定で変更できます。

5-A.Wi-FI設定②

Wi-FIセットワークを選択

Wi-Fi環境がある方は、左のリストから使用する「Wi-Fi名」を選択後、パスワードを入力し、

「続ける」を選択します。

この設定は、あとから、システム環境設定で変更できます。

5-B.インターネットの接続方法

インターネットの接続方法

Wi-Fi以外の接続方法を使用する場合は、「その他のネットワークオプション」を選択すると、「インターネットの接続方法」の画面に移ります。

ここで、「ローカルネットワーク(Ethernet)」か「コンピュータをインターネットに接続しない」を選択し、画面右下の「続ける」を選択します。

この設定は、あとから、システム環境設定で変更できます。

6.データとプライバシー

データとプライバシー

「続ける」を選択します。データとプライバシーについて、詳しく見たい方は「詳しい情報…」を選択します。

7.移行アシスタント

移行アシスタント

左下の「今はしない」を選択します。

今回は、初めてMacを購入した方に向けてのセットアップ方法になりますので、「今はしない」を選択します。

今後、Macを入れ替えた方向けの記事やWindows PCを使っていた方がMacに入れ替える場合の記事を作成しますので、楽しみにお待ちください!

8.Apple IDでサインイン

Apple IDでサインイン

今回は、「あとで設定する」を選択し、その後「スキップ」を選択します。

Apple IDでサインインした場合、既存のメモ帳のデータや、iCloud Driveに保存されているデータの同期等を行うことができます。

Apple IDを入力した際のセットアップ方法についても、今後、別の記事を作成します。

ここでワンポイント情報!

「icloud.com」のメールアドレスを作成したい場合は、ここから作成する必要があります。最近、仕事で新規Macについては、既存のApple IDではなく、新規「icloud.com」のメールアドレスを作成して運用したいとの相談を頂きました。既存のMacで「iCloud」のメールアドレスを作成しよと試みましたが、作成できなかったため、「Appleサポートセンター」に問い合わせところ、「icloud.com」のメールアドレスは、初期アカウント設定時にしか作成できないと言われました。よって、「icloud.com」のメールアドレスを作成したい場合、新規Appleデバイスセットアップ時に作成する必要があります。

また、ここで、私が色々検証した結果を記載しておきますが、例えば、数年前のMacをMontereyにアップグレードして、セットアップ時に「icloud.com」のメールアドレスを作成しよう試みましたが、電話番号の認証の際、先にすすめることができませんでした。

よって、「icloud.com」のメールアドレスを作成するできるのは、おそらく私の検証した内容では、3年以内ぐらに購入したMacでしか「icloud.com」のメールアドレスは作成できないようです。

私が仕事で使用しているMacBook Airは、購入してから2年ぐらい経つのですが、そのMacでは作成できましたが、5年ぐらい前のiMacでは作成できなかったので、購入(製造)から何年以内のMacという縛りがあるのではないかと考えています。

9.利用規約

利用規約

「同意する」を選択します。ポップアップが表示されたら、「同意する」を選択します。

利用規約を確認したい方は、確認してください。カーソルを、文章の方に移動するとスクロールバーが表示されます。

10.コンピュータアカウントを作成

コンピュータアカウントを作成

フルネーム:日本語が使用できます。後で変更でき、後で変更しても大きな支障はありません。

アカウント名:英数と記号のみとなります。大文字、小文字使用できます。日本語は使用できません。アカウント名は、後で変更できないものになりますので、注意が必要です。(厳密には、後で変更できますが、変更すると、ソフトウェアの使用等に関して、不具合が生じる可能性があります。)

パスワード:4文字以上で設定してくだい。Windowsのように、「設定なし」はできないので注意が必要です。(macOSバージョンによっては、「設定なし」は設定できます。最近のmacOSでは、できなくなりました。)

ヒント(任意):パスワードのヒントを入力してください。入力しなくても良いです。仕事柄、顧客のMacを使用することがあるのですが、結構な頻度で、パスワードがわかるヒントを書いている人がいます。例えば、「会社の電話番号」等。該当のMacが共有機でなければ、自分だけがわかるヒントにすることをおすすめします。

アイコン画像:アイコン画像を変更できます。スクショ画面のラグビーボール部分を選択すると、画像選択のポップアップが表示されますので、お好きな画像を選択してください。Mac内蔵のカメラを使用して写真を撮ることも可能です。自分の顔やペットの顔にすることも可能です。

全部入力したら、「続ける」を選択します。

重要ポイント!!!

アカウント名は、あとで変更できないので、注意が必要です。このアカウント名は、ホームフォルダ(ディレクトリ)の名前になります。ホームフォルダというのは、ユーザごとに用意された、パソコン上のデータ保存領域です。保存場所は、通常、「Macintosh HD/ユーザ/ホームフォルダ」になります。

11.位置情報サービスを有効にする

位置情報サービスを有効にする

「このMacで位置情報サービスを有効にする」にチェックを入れ、「続ける」を選択します。

この機能は、例えばiCloudのサービスに「Macを探す」という紛失したMacを探す機能があるのですが、その時に使用されたり、Google Map等の地図アプリを作成する時に、そのMacの位置情報を参照する時に使用します。

個人的に、そういった機能を使用しない場合や自分の場所を特定されたくない方は、オフのままで大丈夫です!

12.解析

解析

初期セットのまま、「続ける」を選択します。

「Mac解析をAppleと共有」は、Macの使用情報と診断情報を収集し、その情報をAppleの開発チームと共有することで、今後のMacにおける品質向上に努めるための情報です。

どういった情報が含まれるかは「解析とプライバシーについて…」に記載されているので、共有したくない場合は、チェックを外します。

「クラッシュデータと使用状況データをアプリケーションデベロッパと共有」は、Mac使用中に、アプリケーションが予期せず終了したり、Macがフリーズすることがあります。そういった時に、「クラッシュレポート」が作成されます。そのクラッシュレポートをAppleの開発チームと共有するかの設定です。こちらの設定も、個人的には、チェックオン/オフ、どちらも良いと思います。

スクリーンタイム

スクリーンタイム

「続ける」を選択します。

仕事柄、顧客のMacをセットアップする際は、「あとで設定」を選択します。「スクリーンタイム」は、Macの使用状況を分析して、休止時間やアプリの使用制限を行うものなので、どちらかというと家庭で、家族で1台のMacを共有する場合や、お子様使用のMacを設定する場合は、必要な設定だと考えているからです。

この設定は、あとから、システム環境設定で変更できます。

Siri

「続ける」を選択します。

この設定は、あとから、システム環境設定で変更できます。

声を選択します。「声1」が男性、「声2」が女性の声です。ランダムに声を選択したい場合、画面左下の「声を無作為に選択」を選択します。

声を選択したら、「続ける」を選択します。

「”Hey Siri”を後で設定」を選択します。

この設定は、「自分の声」を認識させるための設定です。私は、仕事で顧客のMacをセットアップする際は、「”Hey Siri”を後で設定」を選択していますが、自分専用のMacの場合、「続ける」を選択して自分の声を登録してください。

この設定は、あとから、システム環境設定で変更できます。

「今はしない」を選択し、「続ける」を選択します。

この設定は、あとから、システム環境設定で変更できます。

Touch ID

Touch ID

「Touch IDをあとで設定」を選択し、「続ける」を選択します。

個人使用の場合、こちらの設定は行ったほうが良いです。iPhone等と同じように、パスワード入力を省略できる設定です。設定する場合は、「続ける」を選択して、指紋の登録を行ってください。

この設定は、あとから、システム環境設定で変更できます。

外観モードを選択

外観モードを選択

好きなモードを選択し、「続ける」を選択します。

この設定は、あとから、システム環境設定で変更できます。

これですべての設定が終わりになります。

お疲れ様でした!

Macのセットアップは難しそうって言われますが、手順と後で変更できるかどうかが分かっていれば簡単です!是非、皆さんも一度試してみてください!

これからも、Macのシステムエンジニアとして、日々、習得した知識や経験を発信していきますので、是非、ブックマーク登録してくれると嬉しいです!


それでは、次回のブログで!

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