はじめのProfessional Cloud Network Engineer認定取得講座⑪模擬試験から重要項目をピックアップして説明します! 〜その陸〜

クラウド

今回のブログは、Professional Cloud Network Engineer認定取得講座11回目です!今回は、「模擬試験から重要項目をピックアップして説明します! 〜その陸〜」です!

今回も、「Professional Cloud Network Engineer」認定資格の模擬試験から、私がピックアップした重要項目について説明します。模擬試験については、下記URLから受験することができます。

Professional Cloud Network Engineer 模擬試験

今回は、模擬試験の問題17から重要項目をピックアップしています。

是非、最後までご覧いただけると嬉しいです。

Network Intelligence Center

概要

Network Intelligence Centerは、Google Cloudのネットワークの可視性、モニタリング、トラブルシューティングを管理するための単一のコンソールです。以下の機能を備えています。

  1. ネットワーク トポロジ
    • VPCネットワークのトポロジとそれに関連する指標を可視化します。
    • ネットワーク トラフィックの流れを追跡します。
    • ネットワークのパフォーマンスを分析します。
  2. 接続テスト
    • VPC ネットワークとのネットワーク接続をテストします。
    • 接続のパフォーマンスを分析します。
  3. パフォーマンス ダッシュボード
    • VM が存在するゾーン間のパケット損失とレイテンシを表示します。
    • ネットワークのパフォーマンスを監視します。
  4. ファイアウォール インサイト
    • VPC ファイアウォール ルールの使用状況を表示します。
    • ファイアウォール ルールの構成を最適化するための推奨事項を提供します。
  5. ネットワーク アナライザ
    • 自動検出によりネットワークとサービスの問題、分析情報、ベストプラクティスの推奨事項を表示します。

Network Intelligence Centerは、Google Cloudのネットワークを管理するための強力なツールです。これらの機能を活用することで、ネットワークの可視性と理解を深め、パフォーマンスを向上させ、問題を迅速にトラブルシューティングすることができます。

1.ネットワーク トポロジ

ネットワーク トポロジは、ネットワークの構成や接続を可視化するためのツールです。Google Cloud のネットワーク トポロジは、Googleのインフラストラクチャからデータを収集して、ネットワークの状態をリアルタイムで把握できます。

ネットワーク トポロジのメリットは、以下のとおりです。

  • ネットワークの構成や接続を視覚的に確認できる
  • Google Cloud のネットワークインフラストラクチャを理解できる
  • ネットワークパフォーマンスを分析できる
  • 問題を診断してトラブルシューティングできる

デメリットは、以下のとおりです。

  • 大規模なプロジェクトの場合にグラフの表示が制限される
  • 通信がないリソースは表示されない

ネットワーク トポロジは、以下の2つのエンティティ(要素)で構成されています。

  • 基本エンティティ:VM インスタンス、ネットワーク、ファイアウォールなど、単一のリソースを表す
  • 階層エンティティ:基本エンティティをグループ化して、より大きな単位を表す

ネットワーク トポロジは、ネットワークの可視化や管理に役立つツールです。

例えると、ネットワーク トポロジは「ネットワークの形を絵で表すツール」です。この絵を見ることで、ネットワークの構成や接続を把握することができます。

2.接続テスト

接続テストとは、ネットワークエンドポイント間の接続を診断するためのツールです。エンドポイントとは、VM、GKEクラスタ、ロードバランサー、インターネット上のIPアドレスなどです。

接続テストは、パケットの転送経路をシミュレートし、ライブデータプレーン分析を行うことができます。ライブデータプレーン分析とは、実際に送信されているパケットのデータを分析する方法です。これにより、ネットワーク接続の問題を特定するのに役立ちます。

接続テストは、次の場合に役立ちます。

  • ネットワーク接続の問題のトラブルシューティング
  • 予期しない構成の矛盾や構成変更に起因する問題の特定
  • Google CloudのマネージドサービスやVPCネットワークの問題の特定

接続テストは、ネットワークエンドポイント間の接続性を診断し、問題を特定するための重要なツールです。

また、接続テストには次の2つの種類があることも覚えておくとよいでしょう。

  • 構成分析:ネットワーク構成が正しく設定されているかどうかを確認します。
  • パフォーマンステスト:ネットワーク接続のパフォーマンスを測定します。

構成分析は、ネットワーク接続の問題のトラブルシューティングに役立ちます。パフォーマンステストは、ネットワーク接続が十分なパフォーマンスを備えているかどうかを確認するのに役立ちます。

3.パフォーマンスダッシュボード

パフォーマンスダッシュボードは、Google Cloud ネットワークのパフォーマンスを可視化するツールです。VM間トラフィックとVMからインターネットへのトラフィックの指標を提供します。指標は「パケットロス」と「レイテンシ」の2種類があり、異なるタイプのトラフィックに関連する情報を提供します。

パフォーマンスダッシュボードは、Cloud Monitoringにデータをエクスポートし、データのクエリを実行して詳細情報を取得できます。

パフォーマンスダッシュボードは、VMリソースの消費を避けながらネットワークのパフォーマンスを監視します。データの信頼性はプローブ率に依存し、VMの配置によって異なります。

要約すると、パフォーマンスダッシュボードは、Google Cloud ネットワークのパフォーマンスを可視化して、問題を特定して解決するのに役立つツールです。

まとめると、パフォーマンスダッシュボードは、次の機能を提供します。

  • VM間トラフィックとVMからインターネットへのトラフィックの指標の提供
  • Cloud Monitoringへのデータのエクスポート
  • データのクエリによる詳細情報の取得
  • VMリソースの消費を避けたネットワークパフォーマンスの監視

データの信頼性はプローブ率に依存し、VMの配置によって異なります。

4.ファイアウォールインサイト

ファイアウォールインサイトは、ファイアウォールルールの使用状況を分析し、最適化するためのツールです。

ファイアウォールインサイトは、以下の機能を提供します。

  • ファイアウォールルールの使用状況に関する分析情報
  • ファイアウォールルールのセキュリティを向上させるための推奨事項
  • ファイアウォールルールの使用状況を示す指標

ファイアウォールインサイトを使用すると、以下のことができます。

  • 過度に緩いルールを特定し、ファイアウォールのセキュリティを強化する
  • ファイアウォールルールの使用状況を把握する
  • ファイアウォールルールのパフォーマンスを向上させる

ファイアウォール インサイトの情報は、Google Cloud コンソールや Cloud Monitoring で確認できます。

5.ネットワークアナライザ

ネットワークアナライザは、VPC ネットワークの構成を監視し、構成エラーや最適でない設定を検出するツールです。ネットワークの変更をリアルタイムでモニタリングし、問題を検出します。ネットワーク障害が発生した場合、最近の構成変更との関連性を調べ、根本原因を特定し、問題の解決策を提案します。

ネットワークアナライザの主な機能は以下のとおりです。

  • 構成エラーや最適でない設定の検出
  • ネットワークの変更をリアルタイムでモニタリング
  • ネットワーク障害の根本原因の特定
  • 問題の解決策の提案

要約すると、ネットワークアナライザは、VPC ネットワークの構成を自動的に監視し、問題を検出するツールです。ネットワークのパフォーマンスやセキュリティを向上させるために役立ちます。

以下に、ポイントをまとめました。

  • ネットワークアナライザは、VPC ネットワークの構成を監視し、問題を検出するツールです。
  • ネットワークアナライザは、構成エラーや最適でない設定、ネットワークの変更、ネットワーク障害を検出します。
  • ネットワークアナライザは、ネットワークの可視性とセキュリティを向上させ、サービス停止のリスクを軽減するために役立ちます。

ネットワークアナライザは、VPC ネットワークの可視性とセキュリティを向上させ、サービス停止のリスクを軽減するために役立ちます。

まとめ

本日は下記について説明しました。

  • Network Intelligence Center 

今回説明した項目は、模擬試験でいうと、問題17で出題されている内容からピックアップしています。

これからも、Macのシステムエンジニアとして、日々、習得した知識や経験を発信していきますので、是非、ブックマーク登録してくれると嬉しいです!

それでは、次回のブログで!

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