はじめのIllustrator入門講座①Illustrator初心者必見!初期画面、パネルの説明をします!

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今回からは、複数回に分けて不定期でAdobe Illustratorの使い方について説明していきます。

私は、仕事柄、Adobeソフトの講習を行っています。その経験を活かして、Adobeソフトの操作方法について説明します。

今まで、WordやPowerPointで情宣物を作成していたけど、もっと手の混んだものを作成したいって思いますよね?そんな時、広く使われているのが、Adobe Illustratorです。Illustratorを使えるようになれば、名刺や提案資料等、様々な制作物を作成することができるようになります。

今回は、Illustrator初心者の方を対象に、初期画面とパネルの使い方について説明します。まずは、基本をしっかり習得し、その後、実際に様々な制作物を作りながらIllustratorの使い方や機能にについて説明します。来週は、IllustratorでSNS広告を作成する方法について説明します。

今回説明する内容は下記6点です。

※私のブログでは、Mac版Adobe Illustrator 2022を使用しています。Windows版のIllustratorでも問題なく操作できる内容です。

初期画面

Illustratorを起動すると、下記初期画面が開きます。

初期画面

今回は、パネルの説明を行うので、画面下部の「新規ファイルを作成」の中の「A4」を選択します。

A4を選択

すると、下記画面が開きます。

初期画面2

初期のワークスペースでは、ツールパネルのツールが一部しか表示されておりません。また、実際にIllustratorで制作物を作成する際によく使用する、「カラーパネル」や「レイヤーパネル」が表示されていないので、ワークスペースを変更します。

ポイント!!
ワークスペースとは、直訳すると「作業場」という意味です。Illustratorで作業を行う際のパネル設定をカテゴリー別に最適な形に変更することができます。ワークスペースは、自分専用にカスタマイズし保存することもできます。

「ウィンドウメニュー→ワークスペース→初期設定(クラシック)」を選択します。

初期設定(クラシック)

すると、下記画面が開きます。

クラシック画面

パネル説明

Illustratorの画面は、3つのパネルと1つのバーで構成されています。

パネル説明

ツールパネル

ツールパネル

「ツールパネル」とは、ツール(道具)のパネルです。ここには様々ツールがあります。図形を描いたり、文字を入力したり等、様々なツールがあります。

<ツールの切り替え方法>
・ツールを選択(クリック)
・ショートカットキーを使用

ショートカットキーは、ツールの上で長押しするか、ツールにカーソルを重ね合わせると表示されます。

ショートカットキー

ポイント!!
ショートカットキーは、半角英数入力モードで使えます。かな入力を使用している場合、使えないので注意が必要です!

各種パネル

各種パネル

各種パネルは、図形の色の設定を行ったり、文字を入力する際の詳細設定を行うパネルです。各種パネルは、ウィンドウメニューから表示・非表示を行うことができます。ウィンドウメニューでチェックが入っているパネルが、今、画面で表示されているパネルです。

各種パネル表示・非表示

コントロールパネル

コントロールパネル

コントロールパネルは、選択しているオブジェクトに対して様々な設定を行うことができるパネルです。例えば、図形を選択している場合、カラーの設定や線幅の設定等を行うことができます。

ポイント!!
「オブジェクト」とは、直訳すると「物」という意味です。Illustratorでは、図形や画像、文字など全てを「オブジェクト」と呼びます。

メニューバー

メニューバー

メニューバーの各メニューの中には、様々なコマンド(処理)があります。ここから、文字を図形に変えたり、オブジェクトに対して様々な特殊効果を与えたりすることができます。各メニューを選択(クリック)すると、コマンドが一覧表示します。コマンドを使用する場合、該当のコマンドを選択するか、キーボードショートカットキーを使用します。

ポイント!!
ツールパネルのツールやメニューの各コマンドで、頻繁に使用するものは、ショートカットキーを覚えることで作業効率を高めることができます。また、キーボードショートカットは、自分専用にカスタマイズすることができます。「編集」メニュー→「キーボードショートカット…」から変更できます。

各パネルの操作方法

三角マーク

ツールパネルと各種パネルの上端端側に2つの三角マークがありますが、これは、表示方法を切り替えるためのものです。

ツールパネルの場合、2列表示→1列表示を切り替えることができます。

ツールパネル1列

各種パネルの場合、「展開表示」→「アイコン表示」に切り替えることができます。

各種パネル_アイコン

今回は、左側のパネルの三角マークを選択し、左側のパネルを展開表示にします。

<完成図>

パネルの移動

ツールパネルや各種パネルは、初期設定では両端に配置しております。最近のモニタ(ディスプレイ)は、横幅が長いので、毎回カーソルを端まで移動するのは億劫です。各種パネルは、自分の好きな場所に配置することができます。

ツールパネルを移動する際は、ツールパネル上部の縦線が表示されている部分をドラッグすると自分の好きな場所に移動することができます。

元に戻したい場合は、ツールパネルを左端にかざすと青く線が表示されるので、マウスボタンを離すと、初期状態、左端の状態にすることができます。(※下に動画があります)

各種パネルを移動する場合は、パネル名が表示している部分をドラッグすると移動することができます。(※下に動画があります)

元に戻す場合は、パネル名の部分をドラッグして、他のパネルの隣側に移動すると青く表示されるのでマウスボタンを離すと元の状態に戻すことができます。(動画でお見せします。)

パネル操作

まとめ

今回は、Illustratorの初期画面と各種パネルの使い方について、ご説明しました。

次回は、Illustratorを使用してSNS広告を作成する方法について説明します。

これから複数回に分けて、Illustratorの操作方法について説明します。目的は、「Illustrator使えます!」と言えることです。引き続き、「はじめのiT」をご覧ください!

これからも、Macのシステムエンジニアとして、日々、習得した知識や経験を発信していきますので、是非、ブックマーク登録してくれると嬉しいです!

それでは、次回のブログで!

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